医療法人 懸田積仁会 懸田歯科医院

診療時間:平日午前9:00より
受付時間:午後4:30まで

歯周病治療

歯周病とは虫歯と並んで歯の二大疾患といわれています

歯周病は、どのように進行していくのでしょう。
まず、食べたり飲んだりすると、歯と歯肉の間の溝(歯肉溝、歯周ポケットと呼ばれる)などに汚れがたまります。
歯と歯肉の間の溝は、みがき残しをしやすい場所でもあります。

このみがき残しをプラークといいます。プラークは細菌の塊です。唾液一滴の中におよそ10億という数の細菌がいます。

やがて歯肉が腫れ、痛くて食事に支障が出はじめる。これらは歯周病の症状です。
患者さんのほとんどがこの状態となってから来院されますので症状が悪化しており、そのままにしておくとグラグラしたり、最後には歯が抜け落ちる深刻な状態となります。

この歯周病の恐ろしいところは、気づかないうちに進行していくことです。

懸田歯科医院では、これまでの保険範囲での治療ではなかなか治らなかった患者様に自由診療でしっかりと治療をしていくことをお奨めしております。

自由診療をお奨めする理由として、より詳細な細菌検査や歯科用CTを用いた検査などがあります。
これらの検査で、歯周病の状態をより詳細に知ることができます。
そして歯周病治療で重要なのは、ブラッシング指導と歯石(プラーク)の除去です。
ブラッシング指導でご自身の歯の形や症状に合わせた正しいブラッシングを身につけて頂くことも可能となります。

インプラント治療や矯正治療をご希望の方も、ぜひご参考ください。

歯周病の治療と歯内療法で使われる機器

  • マイクロサージェリー

    顕微鏡を使い、注意深く繊細に歯周病精密外科治療を行うことにより、術後の痛みが少なく、早い治癒をえられます。

  • 歯科用CT

    口腔内や顎の写真をスキャンし、そのデータをコンピュータを用い、3D画像として視覚で捉えることで、従来のレントゲン撮影とは比べものにならないほどの診断情報が得られます。

歯周病によって失われた歯槽骨(歯を支える骨)を再成させる治療法

  • 歯周外科手術(エムドゲイン法)

    スウェーデンで開発されたエムドゲインという薬を用いることにより、歯周病によって失われた骨を誘導し、歯を支える骨の再生を可能にする治療です。
    治療期間:2~4週間/治療回数:3~4回

    <治療の流れ>
    1. 術前検査(歯周組織検査、CT撮影)
    2. 歯周外科移行
    3. 抜糸
    4. 術後の経過観察

治療費

歯周外科手術(エムドゲイン)は保険適用外となります。

一回の治療は90分を基本とし、必ずマイクロを使用します。

表示している価格はすべて税込価格です。

前歯 ¥132,000
小臼歯 ¥154,000
大臼歯 ¥176,000
歯冠延長術 ¥132,000

リスク・副作用

  • 治療費が高額
  • 外科処置に伴う痛み、腫れ、出血、合併症の可能性がある
  • お手入れ次第で感染することがある、感染した場合には骨の再生が見込めない
  • 術前の骨の形態によって、再成される骨の量が異なる